初心者のためのGit・Github.com・Github Desktopの使い方

僕がサポートをしている、NEXT RESERVATION株式会社の社内フロント勉強会で発表した内容を公開します。

git周りについて学習の方はぜひ参考にしていただければと思っています。

※初学者が仕事をする上で、理解できるように説明しています。

Git、Github.com、Github Desktop 何が違うの？？

まず、Git・Github.com・Github Desktop それぞれの違いを皆さんは説明できますか？？

名前が似ているので、最初はぱっと見よくわからないと思います。

改めてどのような役割があるのか確認してみましょう。

Git

Gitは、分散型バージョン管理システムです。「分散型」については、忘れてもらって大丈夫です！

「ソースコードのバージョンを管理してくれるシステム」と覚えておきましょう。

パソコンにインストールすることで、利用できるようになります。

Github.com

先程紹介したGitは、自分のパソコンにインストールするだけだと、自分のパソコンだけでしか、バージョン管理をできません。

会社のメンバー等の他の人と一緒にソースコードを共有しながら開発するには、サーバー上にGitをインストールして、複数の人が一つのシステムにアクセスできるように、準備をしなければいけません。

そこで、Github.comは、原則無料でそのサーバーを提供してくれています。

アカウントを作るだけで、リポジトリ（後述）を作成できるようになり、他のアカウントを持っている人と、そのリポジトリをシェアしながら開発が行えるサービスです。

また、gitには、PR・Issueと言った機能は、本来存在しません。

Github.com が提供している機能です。PR・Issueは、複数人でソースコードを編集する際に、便利な機能です。

Github Desktop

Github Desktopは、Github が開発した、GUIのGitクライアントです。

先程紹介した、Gitは、CLI（コマンドラインインターフェイス）のソフトになりますので、例えば

git clone https://github.com/desktop/desktop.git

のように、文字列でGitを操作しなくてはいけません。

ただ、毎回毎回、CLIで操作するのは敷居が高い人もいますし、GUIで操作できたほうが便利なこともあります。

そこで、Githubによって開発されたのが、このソフトです。画面をぽちぽちするだけで、Gitを操作できます。